睡眠と冷え予防

睡眠と冷え予防

2017-12-19

快眠による冷え性対策

前回は生活習慣病と睡眠の関係についてお話ししましたが、今回は冷えとの関係をお話ししましょう。今年は寒さの到来が早いような気がします。まだ、寒さに体も慣れていない状態で、また、気持ちも準備も出来ていない状態で真冬の寒さが到来しました。冷え対策も後手に回っている方も多いでしょう。

師走で忙しく体調も崩しやすい季節です。冷え対策を整えて睡眠をしっかりとって、健康で年越しをしたいものですね。

さて、今回は睡眠と冷えの関係ですが、体の冷えを取ることも快眠につながる一つの方法なのです。特に女性は足先が冷たくて眠れない経験を、一度はされたことがあるのではないでしょうか。冬は靴下をはかないと眠れないという方も多いと思います。今回は、快眠につながる温め方をお伝えしようと思います。

冷えと睡眠

その前に、冷えが睡眠に及ぼす影響をお話ししましょう。私達が眠りにつく時は、深部体温といって、脳や内臓など体の中心部の体温を下げますが、どのように下げるかというと、足先や手先から熱を放散するのです。

よく赤ちゃんの手足の先が暖かいと「あぁ、眠いのね。」と解釈しますが、それがこの体の抹消からの熱の放散によるものなのです。そして、脳や体を休息状態に導きます。しかし、普段から手先や足先など体の抹消部が冷えている人は、抹消の血流が悪い人なので熱が放散されにくいのです。そのため、入眠時に脳や体の中心部の体温が充分に下がらず、睡眠の質が悪くなってしまうのです。

ここで、睡眠の質についてですが、働き世代や子育て世代の方は忙しく睡眠時間自体が取れない、睡眠の量の問題がありますが、寝ても疲れが取れていないように感じたり、朝に起きるのが辛い方の場合は、睡眠の質について考える必要があるかもしれません。

睡眠チェック

ここで、睡眠のチェックをしてみましょう。一つでも当てはまれば睡眠を見直してみましょう。

・目覚ましが1回では足りない。
・朝起きた時にお腹が冷たい
・十分に睡眠時間はとっているのに疲れがとれない。
・午前10時〜12時に眠かったりだるかったりする。
・寝付くまでに30分以上かかる(入眠時間は10分~20分が正常のようです)。

また、平日に十分な睡眠時間がとれない方は休日に遅くまで寝がちですが、できれば同じ時間に起きて、日中にお昼寝をしたり、仮眠をとったりして不足分を補うようにしましょう。

快眠冷え性対策

それでは、快眠につながる冷え対策についてです。入浴やストレッチで血行を改善したり筋肉をつけて代謝をあげたりするなども大切ですが、誰でもすぐにできる方法としては温めながら眠ることです。

よく「首」を温めなさいと言われますが、首を温めるネックウォーマーや足首を温めるレッグウォーマー、そして、内臓が集まるお腹周りを温める腹巻などを着用して眠ります。

その時に注意したいのが、締めつけ感です。血流の妨げにもなりますので、ゆったりしたものがおすすめです。また、睡眠中は汗をかきますので、吸放湿性の高いシルク素材がおすすめです。そして、首を温める時は肩周りも冷えやすいので同時におおうようなネックウォーマーがいいでしょう。

睡眠の役割

睡眠には、疲労回復や免疫力アップにつながるほか、脳を休めたり記憶を整理する役割があります。

睡眠が十分にとれていないと脳機能が低下して感情のコントロールがしにくくなり、イライラしたり落ち込みやすい状態になったり、物忘れが増えたり判断力にも影響が出てきます。心身を健康に保つ為に大きな役割を果たしている睡眠を良い状態にするために、日々できることを実践していきたいですね。

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