サムゲタンを食べて - 日本ボディーケア学院

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サムゲタンを食べて

2012年09月24日

マッサージ学校では、日常に関連させて考えられるよう

中医学について話します。


先日、神戸の韓国料理店でサムゲタンを食べました。

あなたはサムゲタンを知っていますか?


漢字で書くと《参鶏湯》となります。


サムゲタンの事を知らない人も、

この漢字を見れば、どんな料理かイメージできると思います。


参鶏湯とは、朝鮮人参などと鶏肉をグツグツ煮込んだスープの事で、

以前から名前だけは聞いていたのですが、食べた事がなかったので注文してみました。


私は今回、初めて食べたのですがとてもあっさりしていて美味しかったです。

そして、カラダがホコホコと温かくなってきました。


しかし・・・


それを食べ終えて、そろそろお店を出ようかと思った時、なぜか急に気持ちがドンと落ち込んで、

だんだん暗くなり、そして寂しくなって行ったのです。


こんな気持ちになってのは生まれて初めてです。


一体なぜこんな気持ちになったのか、全く分かりません。


今、仕事でもプライベートでも大きな問題は何もありません。

なのに急に落ち込んで、暗く、暗くなってゆくのです。


これはいかん。

と、すぐに家に帰ろうと車に乗り込みました。


そして、帰りの車の中で、一体なぜ暗くなっているのかを考えてみました。


そして!


参鶏湯が浮かんで来たのです。


早速、その場で車を止めてネットで調べてみました。


すると参鶏湯は、温かい食べ物ですが、

夏の疲れを取るための夏バテ予防に食べるそうです。


という事は、陽のバワーを多く含む料理といえます。


そして、いつも陽のパワーみなぎっている私。

夏バテなんてした事がない私が、陽のパワーを含んだ夏バテ防止の食べ物食べた事により、

陽が一気に強くなりすぎたのかもしれません。


中医学の言葉に、

《陰極まりて陽となる、陽極まりて陰となる》


という言葉がありますが、陽が一気に強まりすぎて、

急に陰になったのかもしれません。


今後は、本当に疲れている時に、参鶏湯を食べてみたいです。


                      日本ボディーケア学院



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